新入生を迎えての今年度最初の課外活動は、学年を超えた交流を促すため、レクリエーションとバーベキューでした。場所は、大阪湾の埋め立て地・舞洲スポーツアイランド。緑豊か、海風さわやか、都会とは思えないスポットです。
４月に授業が始まった直後、各学年でレク委員を募り、活動内容を話し合いました。レクリエーション競技はキックベース、ドッジボール、借り物競走、増えオニの4種目。4つの学年混合チームに分かれ、得点を争い順位を決めることになりました。
５月２日月曜日。課外活動の当日は、晴天に恵まれ、レク委員長の掛け声とともに準備運動からスタートしました。
初めは「運動に自信ないし・・・」と言っていた生徒も、いざ試合が始まると、みんな笑顔で楽しそう。遠くまでボールが飛ぶと敵味方に関係なく、どのチームからも歓声が湧きました。外国人教員や日本史の先生も飛び入り参加し、とても盛り上がりました。生徒たちの好きな音楽をラジカセで流し、とても明るくさわやかな雰囲気に満ちた時間となりました。

何よりも感心したのは、レク委員の活躍です。それぞれの役割をちゃんと心得ており、主体的に動く事ができていました。生徒たちもレク委員の指示をよく聞き、予定通り終了しました。勝ったチームはＰＩＮＫチーム。得点数もチームワークも素晴らしかったと思います。
太陽の下で走り回り、おなかもぺこぺこになった頃、いよいよバーベキューです。海沿いの道を野外活動センターの炊事棟へ移動。学年混合のＢＢＱ班、６班に分かれて火起こしから始めました。「自分で炭に火を付けたことなんてない！」という生徒も多く、悪戦苦闘しながら、みんなで協力しあい、美味しいお肉と野菜にありつくことができました。学校で用意した食材以外にも、マシュマロやモツァレラチーズなど、思い思いの食材をみんなで持ち寄り楽しんでいる班もありました。満腹になったあとは、後片付けもてきぱきと短時間でこなし、帰路につきました。

翌日筋肉痛になったという話を後日、たくさんの生徒から聞きました。真剣に取り組んでいた証拠だと思います。野外活動の良さは、教室とは異なる生徒の新たな姿を見ることができることです。この日、躍動的なK.I.H.S.生の姿を見ることができ、大変嬉しく思います。目的であった学年を超えた交流もでき、K.I.H.S.生みんなの仲がとても深まった一日でした。
課外活動担当教員（社会科）　小谷　真貴子
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