５月２日（月）GWの真っただ中にKIHSスポーツ大会が行われました。生徒会の活動紹介も兼ねこの課外活動でのことを報告します。

今回はエディオンアリーナ大阪の体育館（大阪府立体育館）を貸し切ってのスポーツ大会でした。生徒会のメンバーを中心に企画を行い事前準備や打ち合わせを経て無事当日を迎えることができました。

 

今回の課外活動の目的は、スポーツを通して学年間の交流をすることです。イベントを決めるにあたり生徒会からいろんな案が出た中で、「せっかくなら普通の高校でするような体育祭がしたい。」「スポーツだけではなくチームの応援や運動ができない子も含め全員が楽しめるものにしたい。」という声から体育祭イベントへと発展しました。

 

当日は暑くならないか心配していましたが涼しく気持ちの良い天候での開催になりました。生徒集合時間の前に生徒会メンバーと教員で体育館の設営からスタートしました。床のラインテープ引きや観客席の指定作業、競技で使う道具の準備などたくさんの協力があり時間内に無事準備を完了することができました。

 

10時になり、チームTシャツを着た生徒が続々と集合場所に集まって来ました。チームはそれぞれ青、緑、ピンク、オレンジの４チームに色分けされていました。Tシャツを自分でアレンジした子たちもおり和気あいあいとした雰囲気でした。

 

 

午前の部は開会式から始まりました。滝本先生からの開会宣言、体育館での注意事項説明、準備体操の後にチーム同士でのアイスブレークタイムがあり、ここでは自己紹介し合ったりたわいもない会話で盛り上がったり、普段関わる機会のない生徒同士も交流することができました。チームで円陣を組んでいるチームもあり、優勝へ向けて意気込んでいました。

まず、玉入れ、ドッジボール、生徒教員混合の対抗リレーが行われました。玉入れでは外枠から網が遠くてなかなか苦戦している様子でした。ドッジボールでは積極的にボールを取りに行っている子たちが多くいました。そして午前の部最後の対抗リレーが盛り上がりを見せました。高校生の走る速さや勢いに圧倒させられました。応援席でもかなり盛り上がりました。教員も本気で走り普段とは違う先生たちの姿にも歓声が沸きました。

 

 

お昼休憩を挟み、午後の部が始まりました。

ここではクイズ大会、綱引き、借り人競争、リレーが行われました。クイズ大会は運動以外でも楽しめるようにと企画されたものです。KIHSの歴史や主に教員に関する個人的なクイズでなかなかの難問だったと思います。チームで輪になり話しながら団欒するかなと思いきやほとんどの生徒が真剣に考えている姿が印象的でした。綱引き、リレーではそれぞれのチームが作戦会議をして綱引きでの順番や力のかけ方、バトン渡しの練習など、生徒たちの真剣な様子が伝わってきました。最後のリレーでは盛り上がりもピークを迎えました。

 

 

優勝はオレンジチーム、準優勝はピンクチームという結果でした。嬉しい表情、悔しい表情など様々でしたがその様子は見ていて清々しく頼もしくも感じました。最後に全員で写真撮影をして閉会しました。

 

今回のスポーツ大会を通して、普段関わることのないクラスの子や先輩後輩同士交流する良い機会になれたと思います。また、普段とは違う仲間の意外な一面を発見できたのではないでしょうか。これから学校で会ったら自分から話しかけるきっかけになればいいなと思っています。生徒たちの笑顔を見て、心身ともに健康でいられるのはこういうことなんだろうなと思いました。

 

 

そして今回生徒会のメンバーが毎日のように準備に尽力してくれました。普通の学校だったら体育の教員が準備することを、０の状態から全ての行程を考え役割分担から指示出しまで本当によく頑張ってくれました。準備をしている様子を見た周りの生徒たちも心配そうに声を掛け協力してくれる子もいました。皆最後はやり切ったという表情をしており全校生徒を巻き込む大変さも学んだと思います。生徒たちも本当に充実した様子で楽しんでくれたので大成功に終わったのではないかと思います。

 

生徒会では、様々なイベントが制限される難しい状況の中で、できることを考え意見を出し合い実現へ向けて進めていこうと考えています。これからも生徒たちからの声を拾い生徒会でできることを話し合っていこうと考えています。

 

 

３年生担任・英語科教員

橋本　真梨子

 

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