語学研修・ホームステイ説明会を実施

１０月１７日（月）にイギリス・ボーンマス（Bournemouth）での語学研修（ホームステイ）説明会を実施しました。全学年の希望者が対象で、２年生６名、３年生４名、そして保護者４名が参加してくれました。１０月３１日にも同じ説明会を予定しており、現時点で８名の申込があります。

実は、今年２月の時点で、希望者を対象にオーストラリア・ホームステイを実施したいと考え、準備を進めてきました。しかし、オーストラリア・バイロンベイの語学学校と交渉を進めた結果、コロナ感染や濃厚接触でキャンセルとなった場合には多額のキャンセル料を請求され、参加に当たってリスクが多過ぎることが判明しました。このため、実現できないことになりました。

そこで、考えたのがイギリス・ボーンマスでの語学研修です。ボーンマスは、ロンドンから車で２時間余のイギリス海峡の海岸沿いのきれいな町。昔ながらの街並みの歴史を感じる情緒豊かな町です。治安も良好なので安心です。

（説明会用画像の一部）

本校は、イギリス・ボーンマスの語学学校と６年ほど前から提携しています。このため、コロナ禍による一時の中断時期を除いて、毎年１名～３名程度ですが、希望する生徒を２週間～３週間のホームステイに送り出しきました。

万が一コロナに感染したりしてキャンセルとなった場合にも、授業料は１年間でも２年間でも有効で、留学時期を変更できます。このため、リスクが少ない語学研修の実施が可能で、今回の説明会実施にこぎつけることができました。

出発は来年３月１０日金曜日を予定しています。基本は２週間のホームステイですが、希望者は３週間のホームステイも可能で、この場合４月１日土曜日の帰国を見込んでいます。

語学学校では、月曜日～金曜日まで「General English」の授業（英語の４技能を伸ばす授業）を受けます。この語学学校には、ヨーロッパ諸国を中心に英語を学びたい学生・生徒が集まります。学生・生徒と言っても、社会人で自分の英語力をブラッシュアップして仕事に活かしたいという人と一緒に学ぶことになると思います。

（説明会用画像の一部）

当然のことですが、英語学校では日本語を使うことは禁止。英語でコミュニケーションを取りながら実践的に学び、英語力アップを目指します。学生間の文化交流やピクニックなどのアクティビティも充実しています。燃油サーチャージもあって航空券は割高ですが、多少費用がかかっても、貴重な経験となるに違いありません。実際、過去にこの語学学校で学んだ本校卒業生は、イギリス・ロンドンの大学や台湾の大学で学んでいます。起業を目指して東京の大学で学んでいる卒業生もいます。

この１年、生徒は個別で海外留学に行ってきました。大阪府下の高校生を対象として「おおさかグローバル塾」に選ばれてイギリスで短期留学を経験した生徒。留学エージェントを通してカナダのバンクーバーで学んだ生徒。エストニアでバレエ留学していた生徒は、ロシアのウクライナへのミサイル攻撃の影響で帰国しました。それぞれ貴重な海外体験をしてきました。

来年３月には少しでも多くの生徒をグループでイギリスに連れて行きたいと考えています。

国際高等課程長　滝本武

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