事務局・田中陽造の授業体験 Vol.2
今日、授業に参加してきたのは、2年生『Global Studies』を担当している社会科のJeff Willard先生のクラス。
ネイティブの先生による授業です。
始まる前から極度の緊張が…。
英語で始まるんだろうなぁ。うん、やっぱり、期待通り(？)のスタート…。
人権が確立する前の歴史を大まかに学習してから、続いて現代の民主主義について考えてみる、というのが今日の内容。
しばらくして、授業にも熱が入ってきます。
熱心(かなり必死？)に聞き入っていたせいもあって、あっという間に時間が過ぎるほど。

授業の最後の方になると、“人権という観点から物事を考えたときに、民主主義の長所・短所はどこにある？”という先生からの問いかけに対し、
生徒が長所の点では、”物事の決断がみんなでおこなわれる点”
一方、短所の点では、“必ずしもベストな制度ではない（物事の決定までに時間を要する）という点”、“すべての人が社会や政治に対して、興味を示しているものではない点”といったスバラしい意見を生徒が出していたことには、大変驚きましたね。ここまで、英語を用いて議論できるなんて…。
なんだか、自分が小さく見えちゃいます…。ハイ。

しかも、現在の民主主義に反する例えとして、生徒の出席番号にまで話が飛んでしまうほど…。確かに、学校から一方的に与えられる番号よりも、各生徒の好きな番号を学校から割り振られるなら、生徒にとっては好ましいことなのでしょうけどね。
田中陽造・事務局

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