3月16日、ＫＩＨＳ第22期生の卒業式が執り行われました。

卒業生１人ひとりの顔を眺めつつ、成長を実感

担任として壇上からメッセージを贈りながら、ローブとタッセル付の帽子をかぶった1人ひとりの顔を眺めつつ、入学したての頃を思い返してみました。
この学校での学びと生活を通して、生徒として、また人間として本当に成長したな、という想いがこみ上げ、感無量になりました。

在校生が主催するアットホームな「３年生を送る会」

卒業式のあとの卒業記念パーティー。在校生が会場の飾り付けからプログラム作成や司会進行まで全てを行う、とてもアットホームな本校らしいパーティーです。
先生方や在校生からの温かいビデオメッセージ。後輩から卒業生１人ひとりへのメッセージ。そのとき、後輩が卒業生に手紙を渡しますが、毎年このシーンが印象に残ります。

今年は例年に輪をかけて想いが強かったのか、手紙を読む在校生も、読んでもらっている卒業生も、それを聞いている保護者や教職員もみんな涙していました。
「卒業してほしくないけど、卒業おめでとう！」
「ＫＩ(HS)だから、卒業なんかしたくない。4月からまたKIに通いたいって思える。」
そんな言葉が飛び交い、私もずっと胸がいっぱいでした。

経験を積んで、成長した３年間

卒業生が過ごした3年間は、皆が順調だった訳ではなかったと思います。時には友達と仲たがいをしたり、時には勉強でつまずいたり、時には自分の将来について悩んだりしながら乗り越えた3年間でした。だからこそ、1人ひとりの成長に繋がる有意義な時間であったのだと思います。
今の２、３年生も新1年生も、卒業する時には涙しつつ晴れやかに、「ＫＩに来て良かった」と心から言えるように、ひとつひとつハードルを乗り越え一生懸命に毎日を過ごしてほしいと思います。
私はそんなみんなを応援し続けたいと思います。

第22期生担任　小谷真貴子
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