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2015.03.04

2014年度 学内 模擬国連大会(KIMUN)を実施しました

模擬国連大会(KIMUN)を大阪国際交流センターで実施

2月27日(金)に2014年度学内模擬国連大会(KI・MUN)を大阪国際交流センターで開催しました。

模擬国連は、生徒が各国代表として国益を考えながら国際問題を議論し、問題解決を図る知的プログラムです。他の高校生と行う京都大会では全体議論は英語のみで実施していますが、学内模擬国連は1年生・2年生も参加するため主に日本語を使用します。それでも、議長の議事進行や各国代表スピーチは英語オンリー。昨年度までは学内の講堂あるいは大阪市の学習センター(講堂)を使用。しかし、今年度は人数も多くなり、大阪国際交流センターの本格的な会議室で実施しました。しかも、国際会議さながら、各国代表の前にはリクエスト・マイク。本格的な舞台設営に緊張した面持ちの生徒たち・・・。

模擬国連のテーマ Protecting the Rights of Children(子どもの権利を守る)

今年度はProtecting the Rights of Children(子どもの権利を守る)という大きなテーマのもと次のトピックに焦点を当てて議論しました。
1.児童労働
2.教育
3.健康
準備にも2日間を費やし、3年生がリーダーを務めて世界の子どもたちが抱える問題を少しでも改善に近づけるにはどうすれば良いか学年を超えて意見を出し合いました。(準備の2日間は本校で実施しました。3日目の本番が大阪国際交流センターです)

【1日目2日目の様子:本校校舎にて】
KIMUN20141.jpg
【3日目:大阪国際交流センターにて】
KIMUN20142.jpg

ブロック・リーダーを務めてくれた6名をはじめとする3年生はそれぞれの個性を発揮し決議案草案を仕上げ、本番もしっかりと後輩を指導・サポートしてくれました。
2年生も内容や手順をよく理解し主体的に議論に参加できており来年度の期待が一層高まりました。
初めは何が何だか分からないという状態の1年生も、2・3年生の背中を見て多くのことを学んでいたように思います。

大阪国際交流センターでの本番での様子

特に本番では、予想以上に活発な会議になり、議長も誰に発言権を与えるべきか悩んでしまうほど「Mr. Chair!」の掛け声の迫力がすごかったです。

長い一日が終わる頃にはみんなくたくたになっていましたが、充実感が伴う良い疲れだったと思います。
KI生一人ひとりがこの経験を、それぞれの形で人生の糧としてくれることを心より願っています。
社会科主任
小谷真貴子

参加した生徒たちの感想

以下、参加した生徒の感想です。

2年生の感想

◆2年生感想
・自分でもびっくりするくらい話せて、模擬国連を本気で楽しめました!!
・質疑応答が止まることなく行われていたのが、とても良かったと思う。ブロックミーティングも必要な事をしっかりと話せて良いチームワークだった。
・とても凄い議論ができて楽しかったです。
・会場も(大阪国際交流センターに)変わって人数も多くなったので、本番に近い感じがした。昨年はもっと楽しかった気がする。今回は(自分たちが中心に議論を導かなければならず)大変だった。
・昨年よりも、発言もスピーチもたくさんできた。
・昨年は全然話さなかったけど、今年は何回か話せて良かった。スピーチも2回できた。思っていた以上に緊張しなかった。
・とりあえず疲れた。でも、凄く有意義な時間だった。楽しかったし、積極的に発言できて良かった。○○ちゃんとペアで良かった!
・今までにないくらい良い勉強になりました。1年生の時よりも分かるようになっているので少しは嬉しかったです。

1年生の感想

◆1年生感想
・思っていたより楽しかったです。2年生・3年生のリードがあり、無事終えることができました。来年、再来年は自分がもっと積極的に参加できるようにしたいです。
・皆の意欲が凄かったです。最初のうちはただただ2年生の発言力の凄さに圧倒されていました。
・みんな意欲的ですごかった。質問などの意味がわからなくて、ついていけなかったりしたから、もっと(分からないことを)聞けば良かったと思った。あと刺激を受けたので来年先輩たちのように意欲的になりたいと思った。
・2年生や3年生がどんどん発言し、激しい討論が行われていて圧倒されました。先輩たちが発言していることを理解し、とりあえずついて行くことに必死でした。本当のMUN(関西高校生模擬国連大会、模擬国連大会・大阪)まであと1年ちょっとあるので、それまでにしないといけない課題がたくさん見つかりました。
・初めの方は、流れについて行くのに精一杯で発言できるか不安だったが、だんだん慣れてきて発言できたので良かったです。2・3年生の英語力あるいは知識力、それを発揮していることが素晴らしかったと思いました。
・KI・MUN(学内模擬国連大会)を通して各国の現状や諸事情がわかって楽しかった。
・始まるまでは発言できるか、どんな質問されるのかなど、心配なことが多すぎてちょっと緊張していましたが、始まると、「こんな考え方があるのか」などが学べて面白かった。
・人前でスピーチをすることって、とても緊張しますね。私はとりあえず、大きな声で、自分が伝えたいことを相手に伝えることに集中しました。
・(京都で行われた関西高校生模擬国連大会を)見学に行った時も、凄いと思っていたけど、自分が(今回の学内模擬国連大会の)その場にいて、3年生も2年生も凄いと思いました。自分はあまり参加できていなかったように思ったので、2年生になればもっとできるようになりたいです。
・2・3年生の先輩が凄く積極的に発言やスピーチしていたので、かっこいいと思った。全然ついていけなかったけど来年はついていけるように頑張りたいと思いました。
・思っていたよりあっという間に時間が経って、すごく有意義な時間が過ごせました。少しは参加できたかな・・・?!と思います。ペアの子と協力してシンガポール大使を務めることができて良かったです。
・楽しかったです! 5月に3年生のMUN(関西高校生模擬国連大会)を見た時には全く何をしているのか分からなかったけれど、こうやって(学内模擬国連大会に)参加してみて、ルールとか国連のあり方とかが分かりました。各国からのそれぞれの視点からトピックを見ることで全く違う意見を知れたりして嬉しいし、興味深いと思いました。国連は国際的に本当に不可欠な機関だと思いました。
◇模擬国連大会に参加するには様々な力が必要ですが、あなたはどんな力が大切だと思いますか。

本番実施後に模擬国連で活躍するためには何が必要か、1年生に問いかけました

【1年生に対する質問の答えです】
・知識力や、意見することができる力、理解・解決しようとする力が必要だと思います。
・英語力や世界の現状や歴史の知識。
・一番大事なのはやっぱり知識。情報力です。あと、言葉の使い方も重要だと思いました。
・新しい観点を見つける力。
・いろんな国についての知識や発言する気持ち。
・客観的に物事を見る力。相対的に判断する力。
・発言する勇気とか、各国の経済力・支援する力など
KIMUN20143.jpg
↓本校HPはこちら

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