１２月に入り、ＡＯ入試、推薦入試（自己推薦、公募推薦、指定校推薦など含む）が一段落してきました。

振り返ると、この半年は怒涛の毎日でした。この間には京都と大阪の模擬国連大会もありましたし、生徒にとってはもしかしたら高校生活で最も濃い半年間だったのではないでしょうか。私自身もその時間を共に過ごして、たくさんの思い出ができました。

受験の結果に喜んだり、悔しがったり、生徒はいろいろな体験をしたことと思います。しかしそのいずれも、彼らの今後の大きな糧になることに変わりありません。常々言っていることなのですが、受験はプロセスが大事です。これはＡＯ・推薦入試においても当てはまることです。

成功と失敗にはそれぞれ二種類があります。それは「まぐれの成功」「まぐれの失敗」、そして「頑張ったうえでの成功」「頑張ったうえでの失敗」です。

これらのうち、真に価値があるのは明らかに後者の「頑張ったうえでの成功・失敗」です。なぜなら、「まぐれ」はコントロールすることができないからです。しかし「まぐれ」を起こすことに比べれば「頑張る」ことはまだ容易です。目標に向けた努力をする頑張り方を知ることで、たとえうまくいかなかった場合でも次につなげることができます。その意味で、このプロセスが大事だという考え方は、結果が大事であることと矛盾しません。結果が大事だからこそ、次につながるプロセスを重視するのです。

おそらく今回志望理由書や小論文、筆記、面接対策に全身全霊をかけてトライした生徒たちは、大学でのレポート、プレゼン作成、卒論執筆、そして数年後の就職活動も有利に進めることができるはずです。みんながＡＯ・推薦入試において「自分って何？」「自分に何ができるのか？」「自分の実力って？」など様々な壁にぶつかり、面接練習で「自信が持てない」「うまく言えない」「プレッシャーで夜眠れない」ともがき、苦しみながら成長して得た結果は合否に関わらず非常に価値あるものだと、私は大声で言いたいと思います。

面接練習の時、みんなが対峙して乗り越えようとしていたのは面接官（に扮した教員）ではなくきっと自分自身だったはずです。みんな、本当によく頑張りました！

そして、受験のバトンはこれから一般入試へと続いていきます（まだＡＯ入試も一部あります）。今受験勉強に励んでいるみなさん、引き続きファイト…！！

最後に、現時点での最新の受験結果を掲載させていただきます。みんなの努力の結晶を、ぜひご覧ください。

12月7日時点の合格状況　●が前回のブログ以後に新たに合格した生徒です。

　＜大学合格状況＞

・国際教養大学　国際教養学部　　　　　　１名

・早稲田大学　国際教養学部　　　　　　　１名

・同志社大学　商学部　　　　　　　　　　1名

・同志社大学　神学部　　　　　　　　　　1名

・関西学院大学　総合政策学部　　　　　　2名

関西学院大学　商学部　　　　　　　　　　1名

・関西大学　文学部　　　　　　　　　　　1名

・関西大学　商学部　　　　　　　　　　　1名

立命館アジア太平洋大学　国際経営学部　　1名

・立命館アジア太平洋大学　アジア太平洋学部　1名

・近畿大学　国際学部　　　　　　　　　　1名

・関西外国語大学　外国語学部　　　　　　1名

・京都外国語大学　国際貢献学部　　　　　2名

・京都外国語大学　外国語学部　　　　　　2名

・桃山学院大学　経営学部　　　　　　　　1名

・桃山学院大学　国際教養学部　　　　　　3名

・阪南大学　国際観光学部　　　　　　　　1名

・阪南大学　国際コミュニケーション学部　1名

・阪南大学　経営経済学部　　　　　　　　１名

・大阪国際大学　経営経済学部　　　　　　1名

大阪経済法科大学　国際学部　　　　　　　3名

国際ファッション専門職大学　　　　　　　1名

＜短期大学合格状況＞

神奈川歯科大学短期大学部　　　　　　　　1名

・関西外国語大学　短期大学部　　　　　　3名

・阪南大学　短期大学部　　　　　　　　　1名

・大阪国際大学　短期大学部　　　　　　　１名

＜専門学校等合格状況＞

大阪ハイテクノロジー専門学校　　　　　　1名

大阪航空専門学校　　　　　　　　　　　　1名

京都伝統工芸大学校　　　　　　　　　　　1名

東京映画・俳優＆放送芸術専門学校　　　　1名

ECC専門学校　　　　　　　　　　　　　　1名

 

３年２組担任・国語科　増田　理人

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