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2022.05.18 先生のつぶやき

コロナ禍ですが、GWにシドニーに行ってきました!!

KIHSで事務職員(パート職員)として働いている杉本です。今年のゴールデンウィークにオーストラリアの大都市シドニーに行ってきました。

私はオーストラリアが大好きで、コロナ前は毎年のようにオーストラリア旅行を楽しんでいました。今回、3年ぶりに渡豪したのですが、コロナ禍の旅行の様子を記させていただきます。

 

 

 

GW中のオーストラリア旅行を決断した理由

コロナ禍以降、長い間国を閉じていたオーストラリアが、ゼロコロナ政策からWithコロナへと大きく舵を切り、今や、国を挙げて観光産業の復興に力を入れています。

以前は渡豪に必要であった日本出国時の陰性証明取得が、4月半ばに撤廃されたのを後押しに、渡豪約1週間前に急遽決断し、GWのシドニーを満喫してきました。

 

 

 

出発までの準備

急な決断とコロナ禍という状況で、入国に関する手続きが間に合うのかという不安の中、震える手にスマホを握りしめ、準備を進めていきました。通常の「ETA」という観光ビザの取得以外には、「Australia DPD」という豪政府に対する宣言書の申請(コロナ禍以降、入国を希望する旅行者が豪政府に対して義務付けられた宣言書)、そして、日本で接種したワクチン証明書の取得が必要でした。どの申請も、パスポートとマイナンバーカードがあれば、スマホのアプリから意外とサクサク手続きが完了しました。

 

いざ、オーストラリアへ入国

早朝のシドニー空港は、到着ラッシュです。ゴーストタウン化していた羽田空港の国際線ロビーとはうってかわって、次から次に外国人が入国窓口に並び始めました。入国までに約2時間かかりましたが、日本のように検査があるから時間がかかるというよりは、滞在中の連絡先等の確認をする為、今まで使用できた自動ゲートを使える人が限られていた事が大きかったようです。ちなみに私は、事前に「Australia DPD」を申請していたので、提示を求められた書類もありませんでした。

ただ、入国ルールとして、ワクチン2回接種した者は隔離なしで入国できますが、入国後24時間以内にセルフで抗原検査キットを使用し、陰性を確認する必要があります。ただし、陰性の報告義務はなく、果たして入国者全員が守っているか疑問が残るところではありました。

*4/30日以降、ニューサウスウェールズ州では、ワクチン未接種でも同様のルールで入国できるようです。

 

シドニーの街の様子

シドニーがあるニューサウスウェールズ州は、現在、公共交通機関、病院、高齢者施設等の特別な場所を除き、屋内でのマスク着用義務も撤廃されています。屋外では圧倒的にノーマスクです。マスク義務のないスーパーなどではチラホラとマスクを着用している人を見かけました。一方、マスク必須のバスや電車では、約1~2割がノーマスクといった感じでした。通勤時のバスの中は、着用率が非常に高い印象を受けましたが、欧米からの旅行客が多い路線では、着用率はぐっと下がります。

 

 

ノーマスクの人が目立つ光景を見て、一瞬、「コロナが終わった?」かのような感覚を覚えました。しかし、油断してはいけません! オーストラリア滞在中に感染しては、無症状でも帰りの飛行機に乗せてくれません! 陰性結果が出るまで、自費でオーストラリア滞在延長となるので油断大敵です!

 

日本帰国に際して(オーストラリア出国)

現時点では、帰国便搭乗前72時間以内のPCR検査が必要です。つまり、「現地でPCR検査を受け、しかも日本政府指定様式の陰性証明をゲットする!」 ここが旅行者にとって一番、ハードルが高いところです。

 

調べたところ、費用も、陰性証明書を取得するまでのプロセスも様々な医療機関がありました。私はシドニー最安値(79ドル)の空港併設の検査場で受け、90分後に陰性証明がスマホにPDFで送られてきました。

 

羽田到着時には、入国者全員が陰性証明やワクチン接種履歴確認のための『各関所』を巡ったのち、抗原検査を受ける必要がありました。「My SOS」という、入国審査をスムーズに通過できるアプリをあらかじめ完了させていましたが、抗原検査を受けるまでに1時間、そして検査結果待ちで、さらに1時間。解放されたのは、飛行機到着約2時間後となりました。

 

32年来のお付き合いのファミリーと再会

今回の滞在中、学生の頃にホームステイでお世話になったホストファミリー宅も訪れました。当時、初海外、初ホームステイで、ほぼ英語がわからなかった私を受け入れてくれたファミリーとも、今年で32年目のお付き合いです。シドニーに来る度に、いつも私を温かく迎え入れてくれます。

 

 

また、コロナ禍以降始めたオンライン英会話のシドニー在住の先生と初めて画面を飛び越えて実際にお会いし、シドニー近郊のビーチで楽しい時を一緒に過ごしました。

 

英語を学び続けたい

会話が通じず、不安と緊張から大泣きしてしまった32年前。オーストラリアでの体験が、その後の私の人生にこんなにも素敵な色を与えてくれるとは想像もできませんでした。

これからも、細くとも英語を勉強し続けようと心に誓った旅でした。

 

事務職員 杉本知美

 

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