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2024.04.16 行事

36期生 入学式 から その後

4月3日、関西インターナショナルハイスクールは新たな門出を迎え、42名の新入生が学びの旅立ちを始めました。
会場は期待に胸を膨らませる新入生、愛情深く見守る保護者、そして支えとなる教職員で満たされました。在校生の励ましの言葉と新入生の誓いの言葉が交わされ、記念撮影をもって、新たな一歩を祝う式典は温かな雰囲気の中で幕を閉じました。

入学式 入学式

入学式は、毎年、五感に訴える鮮やかな記憶として私の心に刻まれます。その日の天候、外気の匂い、桜の花の状態、新入生の表情、靴の色、そして誓いの言葉を述べる生徒の声の調子。私は偏頭痛に悩まされがちですが、雨が降る中でも、この日は幸運にも頭痛はありませんでした。

前に座る女子生徒の艶やかな黒髪を眺めながら、彼女たちの未来がどのように彩られていくのか、その変化を楽しみにしています。1年間、彼らと共に過ごす中で、どんな成長を目の当たりにするのか、私がどのように支援できるのか、考えはすでに巡り始めています。彼らの真っ直ぐな瞳を見つめ、新しい学年の始まりに胸が高鳴る瞬間です。

関西インターナショナルハイスクールは、名前が示す通り、英語教育に特化しています。しかし、私たちの学校は単に英語を愛する生徒たちの集まりではありません。生徒一人一人を観察すると、心の奥底でまだ形を成していない情熱のマグマが渦巻いているのが感じられます。これからの時間を通じて、彼らの個性と結びつき、英語という繊細かつダイナミックな要素が加わることで、多様な形に成形されていくでしょう。しかし、彼らの成長は常に進行中であり、完成形には至りません。将来、教育、ダンス、音楽、演劇、スポーツ、食育、環境保全など、多岐にわたる分野で世界を舞台に活躍するであろう自らを形作っていくのです。KIHSで育ち、巣立っていった卒業生たちの活躍を見守る中で、今年入学した新1年生たちにも、同じ可能性の香りを感じています。

それぞれ異なる背景と個性を持つ21名の生徒たちで構成される2つのクラスは、新たなスローガンを決定し歩みを始めました。彼らは多様性を受け入れ、互いの違いを知り合いながら、すでに一致団結を深めていこうとしています。
今日から、彼らはレベル別、縦割りの英語授業に意気揚々とそれぞれの教室へと向かいました。先輩たちとの初めての共同学習に対する感想を、終礼で聞くのが待ち遠しいです。

これからの学びと経験は、新しい発見に満ちています。9月には台湾への研修旅行が控えており、1年生たちは今だけの貴重な体験を積み重ねていくことでしょう。
42人の生徒たちの輝きを大切にしながら、私たちも彼らと共に歩んで参ります。

1年生学年主任 安井香苗

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