つい先日、入学式を終えたとばかり思っていた生徒たちも、KI生活3か月目を迎え、初めての中間考査を終えました。入学当初はなんとなく不安そうな表情だった生徒たちが、ここに来て、なんだか急に成長したように感じます。おそらく学校生活にも慣れて来て、テストを終えた達成感で満たされたこともあるからでしょう。

テスト明けの本日、HRで見る生徒たちの誇らしげな、爽やかな顔を見て、こちらも俄然元気が出て嬉しくなりました。
最近では、両クラスとも仲良しグループが出来て楽しくお昼ご飯を食べたり、休み時間を笑いあって一緒に過ごしたりする姿が散見されます。
とはいえもちろん、あまりグループで行動するのが得意ではない生徒もいます。
そのような生徒に対してはどのように接するか。
本当に静かに一人でいたい生徒、本当は話かけてもらいたい生徒、人それぞれ自分が心地よいと思える環境は違うけれど、折に触れ、自然体で優しく気遣ってくれている生徒たちの様子を見るのは、心が育ってきている証、と感銘を受ける心温まる瞬間です。
バックグランドも違う、10人10色、いえ、42人42色の一人一人が織りなす世界、今まさに真っ白なキャンバスに色が塗られつつあります。色も違う、筆も形も違う。線なのか、円形なのか、ジグザクなのか・・。その時々で、色も、形状も変わっていくことでしょう。
年度末には、これがどのような一つのマスターピースになっているのか、今からとても楽しみです。

一人ひとりのCHALLENGE

自己紹介

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中間テストが終わったばかりですが、もう既に、目標は期末テストに定まっています（いてほしいです）。
今日のHRで話し合われた中間テストの反省点としてあったのは、「もっと早くに学習しておけばよかった」という誰しもが思うことに始まり、方法として「今回で各先生方の出題の仕方がわかったので、次回はそれに合わせた対策、攻略法を練って攻める」という具体的、建設的な案も出されました。
人生は、トライアル＆エラーの連続です。この15歳16歳の若い青年たちが、日々様々な体験、学習をする中で、失敗から学び、新しい発見をし、目標を見出し果敢に挑戦する勇士たちであってほしいと願います。

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今後のビッグイベントといえば、9月の台湾研修旅行です。今後まもなくグループ分け、台湾進学ゼミの先生によるセミナー、日本語課程の台湾出身の学生の皆さんとの交流会など、研修前の事前準備も目白押しです。
備えをしっかり、そして自分なりの研修旅行に対する意義をこの3か月で確かめつつ、本番に臨んでくれることを期待します。

明日からは、通常授業が始まります。校内には学生たちの笑い声が響き渡ります。本校関西インターナショナルハイスクールならではの縦割り授業のおかげで知り合えた先輩たちとは、階段をすれ違う際も、互いに笑顔で声を掛け合える、素敵な様子が見受けられます。

さぁ、第2章の始まりです。私たち教員も新たな気持ちでワクワクしながら、42人の生徒たちと共に新しい一歩を踏み出して参ります。

1年生学年主任　安井香苗

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