いよいよ出国！

8/25(土)、伊丹空港に１５名の生徒とお見送りをする家族が集合しました。随分先に思えた海外研修の幕が明けようとしています。参加生徒１５名はオーストラリア研修に向けて成績向上に励んだ選抜メンバーたちです。
期待と不安の入り混じった表情で日本からのお土産のたくさん入ったスーツケースを持って２週間の冒険にいざ出発！

伊丹→羽田間でヘトヘトに・・

羽田までのフライト時間は短いものの、ゴーアラウンド（ 航空機が着陸進入時に、何らかの理由で安全な着陸ができないとパイロットが判断して、着陸をやり直すために再び上昇すること。着陸復行。）で３２分到着が遅れました。
激しい揺れで乗り物酔いをした生徒たちもいました。

羽田空港からいよいよシドニーへ！

９時間ほどのフライトでいよいよシドニーに到着！
空港からMenai High Schoolへ移動し、それぞれのホームステイ先へ向かいました。どのご家庭も生徒たちをとても歓迎してくださり、心が癒されたことでしょう。
到着が日曜日だったため、早速Symbio Wildlife Parkという動物園でカンガルーに餌をやった生徒、オペラハウスを見に行った生徒など、それぞれのステイ先と素晴らしい休日を過ごしました。

多文化で大きな国、オーストラリア

大きなお家や道の広さ、日本ではめったに見ない鳥や植物。そのスケールの大きさに新鮮な驚きを覚えました。
また今回のホームステイ先や、学校生活を共にする生徒のバディにはインド系フィジー人、日本人、中国人など様々なバックグラウンドを持つ方々と触れ合う機会がありました。
引率教員である私もインド系フィジー人のご家庭にステイさせていただき、美味しいインドの家庭料理やインドの神々について、儀式やヒンズー語の挨拶など多くを学ぶことが出来ました。生徒たちも学校生活や家庭で貴重な多文化交流をすることができました。

Menai High Schoolの環境や教育について

Menai High Schoolは生徒数１３００名の大きな高校です。あまりにも広大なので、移動授業などは地図があっても迷ってしまうほど。ファームでは牛、羊、鶏などが生徒たちにお世話されています。

カリキュラムも豊富で、演劇、ダンス、木工、美術、被服など多くの科目から選択することができます。毎週木曜日はSport Dayで、体操服で登校する生徒が多く、午後からはそれぞれの選んだスポーツを楽しみます。中には自転車やタグラグビー、サーフィンなどを楽しむことが出来ます。第２外国語は日本語のみ。Year7は必修科目で、その後は選択科目になります。
15:15に授業が終了し、放課後はそれぞれの時間を過ごします。この時期は大きな試験が迫っていることから、授業内でエッセイを書いたりプレゼンを作成するなど個人で作業することが多かったので、ダンスの授業でバレエを体験したり、演劇を専攻する生徒の舞台を見に行ったり、被服やアートの授業に参加をさせていただきました。

日本語の授業では、日本語学習歴２～３年の現地学生たちの言語レベルに驚かされたり、KI生の刺激になりましたし、私自身もティーチングメソッドや動機付けなど勉強になる部分が多かったです！

あっという間の１週目。生徒たちからは「とても濃い毎日を過ごしていて１年くらいオーストラリアにいる感じ」「信号のない道で運転手が歩行者に道を譲ってくれたり、みんな優しくて素敵なところ！」「ケンタッキーが美味しい！」(滞在中７回ケンタッキーを食べに行った生徒もいます！)などの声があり、充実した毎日を送れました！
２週目もアクティブにたくさんの経験をしていきます！！

２年１組担任
種中恵

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