今年３月に卒業をし、現在マレーシアのSunway大学に在籍している田中優（すぐる）さんが２年生のLHRで講演をしてくれました！
優さんは在学中、生徒会長や英会話サークルの0toOne(おとわん)代表として活躍。
今回は一時帰国のタイミングでKIHSの在学生に熱いメッセージを伝えに来てくれました。

マレーシアってどんな国？

まずはマレーシアという国について紹介。
マレーシアは多民族、多文化の国で、今後の発展も大きく期待の出来る国です。様々な多国籍料理が味わえるのも魅力の一つ。
大学の学費は日本とは変わらないものの、世界大学ランキングでも大きく躍進しています！
日本の有名私大よりもマレーシアではランキングが上の大学が多いです。

※ちなみに優さんはYoutubeやInstagramでもマレーシアでの生活を発信しているので、是非フォローをしてください！

日本の大学進学のメリット・デメリット

マレーシアの大学に進学した優さんが感じた、日本の大学進学のメリット・デメリットを紹介してくれました。

日本の大学進学のメリット
・学位取得が簡単
・英語を少し話せる
・欧米諸国からの留学生と沢山会える
・日本の大学はキャンパスが美しい
・典型的な大学生らしい生活を楽しめる

日本の大学進学のデメリット
・サボろうと思えば何もせずに卒業できてしまう
・真の国際社会を知ることができない
・自分で行動しないと生きた英語に深く触れることが出来ない

大学名よりも大学で何をするのかが重要だと優さんは言います。
また、日本の進学校でも海外進学をしている人が増えているデータを提示してくれました。

ネイティブの英語だけ聞き取れればよいのか

文部科学省のデータによると、世界の英語話者は、ネイティブ25%、非ネイティブ75%だそうです。KI生が就職する頃には、英語非ネイティブの人達と仕事をする機会は更に増えていくでしょう。
いわゆるネイティブ信仰と言われる、「ネイティブスピーカーから英語を学ばないといけない」という考えは今後は廃退していくかもしれませんね。

「進路に国境はない」

KI生は典型的な「フツウ」の人間なのか？　優さんは、「みんなは(一般校に進学せずに)KI来てる時点でフツウじゃない！」と断言し、世間で一般的だと言われる卒業後の進路を目指しても良いし、世間一般から外れても良いと語りました。
今、進路選択に悩む２年生に対する「進路に国境はない」という熱い言葉が印象的でした。

講演後の在校生の感想

「進路について悩んでいたけど様々な形があることを知ったので自分がしたい、行きたい進路を視野を広げて探していきたいと思いました。」
「海外大（台湾）に行きたいとは思ってても、色々と迷って決心がついてなかったのですが、今日の講演で行こうと決めました。 講演めっちゃ面白かったです！ チャンネル登録しました！」
「今までのHRの中で一番興味のわく授業でした。また講義しにきてくださーーーい♡」

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これからもSuguruらしく、国内外での活躍を期待しています！

今後もLHRでは、卒業生の講演を実施していきます。

２年１組担任　種中恵

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