芸術文化活動として、今年は１０月１６日（水）に梅田芸術劇場で英語ミュージカル『ボディガード』を鑑賞してきました！キャスト全員がイギリスから来日する、期間限定の特別講演です。

『ボディガード』というタイトルを聞くと、懐かしく思われる方もいらっしゃるかもしれません。１９９２年に大ヒットした映画の、あの『ボディガード』です！

　■あらすじ■

人気絶頂の歌手レイチェル・マロンは、謎のストーカーに付きまとわれ、敏腕ボディガードのフランク・ファーマーが雇われた。レイチェルは、警備強化のため窮屈な生活を強いるフランクを疎ましく思うが、献身的な仕事ぶりに次第に心を開き、二人は互いに愛し合うようになる。歌手として華々しく活躍する一方、ある日、レイチェルと常に行動を共にしてきた姉が殺されてしまい大きなショックを受ける。ストーカーの存在に恐怖を抱きながら、レイチェルはアカデミー賞への出席を決意する。

歌手人生に命を書けるレイチェル。任務遂行に身を捧げるフランク。家族が、仲間たちが、愛情、友情、恐怖、嫉妬、欲望がうずまく複雑な感情に揺り動かされストーリーは進んでいく―――

ホイットニーヒューストンの名曲「I Will Always Love You」をはじめとした名曲の数々を、主演を務めたイギリスのミリオンセラー歌手Alexandra Burkeさんが歌い上げるその迫力に「感動した！」「めっちゃよかった！」という生徒の声が続出していました。ミュージカル仕立てになっていたためストーリーもわかりやすく楽しむことができ、映画やミュージカル好きな生徒にとってはもちろんですが、普段映画は見ないという生徒にとってもまるで海外アーティストのコンサートに来たかのような雰囲気に感動したと言う声を多く聞きました。なかには終演後、号泣して立ち上がれない生徒も！

作品を純粋に楽しむことはもちろんですが、今回のもう一つの重要なポイントは「英語ミュージカル」であるということです。舞台の両サイドには日本語字幕が表示されたものの、それを常に目で追ってしまうとキャストの演技が楽しめません。そのため、生徒たちには事前に「極力英語で聞くようにトライしてみて！」と伝えていました。おそらく字幕を見ないで理解できた生徒、完璧ではなくとも部分的に聞き取れたという生徒が多くいたのではないかと思います。日頃のリスニングの成果を試せるという意味で、KIHSならではの芸術文化活動になりました。

今回わずか１０日間あまりの短い公演期間内にチケットを確保し鑑賞を実現できたこと、とても嬉しく思います。１・２年生の生徒はまた来年の芸術文化活動も楽しみにしておいてください！

３年２組担任・国語科教員　増田理人

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