本日、第27回関西高校模擬国連大会が開幕

西日本各地の11校から総勢262名の高校生が参加しています。本校(関西インターナショナルハイスクール）からは3年生の選抜20名が出場の権利を獲得しました。

今朝はみな、スーツに身を固め少し緊張した面持ちで集まっていましたが、20名が揃うといつもの和気あいあいとした雰囲気でリラックスした様子でした。

今年の議題は『持続可能な開発を通した格差是正 (Reducing Inequality through Sustainable Development)』

トピックは①質の高い教育②適正な仕事と経済成長③持続可能な都市と地域社会の3つ

2030年までに世界が達成を目指すSDGs（Sustainable Development Goals）がテーマになっています。

世界の貧困層は総数としては少しずつ減っているようですが、富める者と貧しい者の間の格差は拡大する一方です。

KI生たちは本大会でブラジル、チェコ、バングラデシュ、イラン、タイ、ガーナ、セルビア、レバノン、韓国、ギリシアの代表を務めています。

それぞれの担当国が抱える格差問題について情報を集め、その是正のために国際社会が取り組める施策を考え提案します。

日本語での情報収集はなかなか難しく、みんなが納得できる有効な施策を考えつくことも決して簡単ではありませんが、KIHSでの学びを糧に、最善を尽くして成長の機会にしてくれることを願っています。

大会1日目である今日はブロック会議で、担当トピックごとにチームに分かれます。

英語と日本語の両方を使いながら自分たちが考えた施策を仲間に説明し、同じような考えを持つ各国とより良いアイディアにすべく話し合います。

明日明後日の総会本番に向けてどのような決議案草案が仕上がるか楽しみです！

社会科 小谷真貴子

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