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2019.07.30 先生のつぶやき

時間の使い方について

このブログをご覧の生徒の皆さんに質問です。

(現在KIHSは前期末試験の真っ最中ですので、普段以上に自宅でテスト勉強に励んでいると思いますが、、)

普段、皆さんは毎日何時に寝ていますか。

また、何時に起きているでしょうか。

毎日が眠くて授業に集中できないという事はありませんか。

今回は時間の使い方についてお話したいと思います。

恥ずかしながら私自身、つい最近まで時間についてあまり深く考えた事は無く、仕事後や休日はダラダラと時間を過ごし、就寝が遅くなる事が多かったです。これではダメだと思い、年を越したら(2019年に入ったら)年間の目標として活字本を毎月必ず3冊以上読む事を決心しました。本屋へ行って色々な本を見ていると、とても興味深い本がたくさんありました。私が特に興味を持ったのは自己啓発です。これまでに様々な自己啓発本を読んできましたが、それぞれの著者が揃って主張している事がありました。それは「朝早く起きる事」です。

早起きが良い事だという認識は私にもありましたが、それがどれほど自分にとってプラスになるのかは分かっていませんでした。しかし私生活で実践してみたところ、想像以上の恩恵を受ける事ができました。是非このブログをご覧の皆さんにもその情報を共有したいと思ったので、いくつかその利点を紹介します。

朝早く起きることで生じる変化

就寝時間が早くなる

早起きを続けると、自然と就寝時間が早くなります。早寝早起きという言葉がありますが、厳密には「早起き早寝」です。早起きする事で早く寝る事ができるようになります。就寝時間が早くなると夜にスマホをいじってダラダラ過ごす時間がなくなる(スマホをいじる前に眠気が勝ります)のでおススメです。

忘れ物をしなくなる

早起きをすると学校へ行く準備に十分な時間を取る事ができます。持ち物を確認し、朝食を取り、そしてコーヒー等を飲んでリラックスする時間を取る事も可能です。朝ギリギリに起きている人は逆に準備時間がないので朝食を取る時間がなく、また忘れ物をする確率が上がり、それが原因で学校での自分の評価が下がってしまいます。

イライラしなくなる

人は想定外の事が連続して起こると動揺し、イライラしてしまいます。時間に余裕を持って行動すれば、少々想定外の事が起こっても余った時間で対処する事が可能です。朝からイライラしている人はそうした想定外の出来事に直面している可能性があります。心にゆとりを持つためには時間のゆとりを持つ事が大切です。

夜にしている事を朝に回す事ができる

夜にすべき事がたくさんあって困っている人は、是非そのやるべき事を早起きして朝に実践してみて下さい。テスト前に徹夜で勉強した事がある人、夜は1日の疲れが最も溜まる時間です。その疲れた状態で勉強するとなかなか頭に入ってきません。朝の1時間は夜の3時間に匹敵すると言われています。眠気と戦いながら勉強するなら、早く寝て早朝に勉強する方が良いです。

私は3年生の担任をしており、生徒たちに朝学習の重要性を訴えています。実践した生徒の多くはその効果に驚き、満足しています。

 

いかがでしょうか。一見当たり前の事を書いているように見えますが、いざ実践してみるとその変化と効果を大いに実感する事ができるのではないかと思っています。私は今自宅を出発する1時間以上前に起床し、朝食を取り出勤の準備を終えた後は部屋の掃除・弁当作り・洗濯物の片付け等の家事をしています。仕事後の疲れた体をキレイに片付けられた部屋が迎えてくれると一気に癒されます。皆さんも是非早起きをし、その時間を有効に使ってみて下さい。

KIHS生は前期末試験が終われば夏休み、これを読んでくれている中高生の皆さんはもう既に夏休み真っ最中の人も多いと思います。

”学校がないからゆっくり寝る”ではなく、規則正しい生活を心がけ、”朝活”してみてはどうでしょうか。

 

社会科 谷本浩瑛

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