K.I.H.S.WEBコラム

2016.06.12

歴史に名を刻む偉人に学ぶ! 英語の学習方法

国内外を問わず、世界には歴史に名を刻む偉人が数多くいます。そんな偉人のなかにも、積極的に英語学習に取り組んでいた方がたくさんいたということをご存じでしょうか。有名な偉人を挙げるなら、夏目漱石やシュリーマンがその例です。
そこで今回は、夏目漱石とシュリーマン、それぞれが取り組んでいた英語学習法についてご紹介します。

夏目漱石から学ぶ! 英語学習法


『吾輩は猫である』。誰もが一度は耳にしたことがあるであろう、有名な小説。この著者はかの有名な夏目漱石であり、日本の文豪と聞いて彼を一番に思い浮かべる方も少なくありません。そんな夏目漱石はイギリス留学後に高校で英語教師として勤務した経験もありました。

夏目漱石が取り組んでいた英語学習法は、“多くの原書を読むこと”、“英語の基礎を勉強すること”の2つ。夏目漱石は、2年間でおよそ500冊もの原書を読んだといわれています。自身の著である『現代読書法』によると、原書には翻訳がないため、はじめは何を書いているのか分からないということもあったそうです。しかし、分からない部分を調べるようなことはせず、とにかく読み進めていたとのこと。原書を読むと同時に英語の基礎を勉強していたことから、大量の原書を読んでいるうち、やがて自然に意味を理解できるようになっていったといいます。

シュリーマンから学ぶ! 英語学習法


1998年に世界遺産登録された「トロイ遺跡」を発掘したことで有名な考古学者・シュリーマン。一方では、10ヶ国以上の言語をマスターするほど語学に長けており、周囲から語学習得の達人と呼ばれることもありました。そんなシュリーマンが語学の勉強を始めたのは19歳の頃。10時間を超える1日の仕事終わりに、独学をおよそ3年間続けたといわれています。

シュリーマンが英語学習に取り組む際に心がけていたポイントは以下の6つ。

1.音読をメインに行う
2.翻訳はしない
3.最低1日1時間の勉強
4.アウトプットのため作文を書く
5.言語に長けた教師から、作文の添削指導を受ける
6.指導を受けた作文の修正、暗記、音読

上記ポイントを踏まえて語学習得に取り組んだことで、英語のみならずフランス語やイタリア語、スペイン語など6ヶ国の言語をマスターすることに成功したのです。なお、音読に使用する書籍は1日ごとに変えるのではなく、同じものを繰り返し使っていたといわれています。

偉人に習って、インターナショナルスクールで英語学習

夏目漱石とシュリーマンの英語学習法をみると、“毎日継続すること”、“基礎を身につけること”がとても重要なカギを握っていることが分かります。とはいえ、自分一人で続けられる自信がないという方もいるのでは? そんな方には、グローバル化が進む東京・大阪などの都市圏に数多くあるインターナショナルスクールの利用がおすすめです。

インターナショナルスクールでは、将来的に国際舞台で活躍できる教育を実施しており、英語力を身につけるため、日々の授業やさまざまなイベントを通して効率のよい英語学習を行うことができます。
インターナショナルスクールを利用すれば、英語学習における基礎をしっかりと身につけることが可能で、英語の原書を使った授業も行っています。また、周りの生徒と切磋琢磨しあいながら楽しく学習を進めていくことができます。

目標は偉人のような英語力! 効率的な学習で身につけよう


夏目漱石とシュリーマン、それぞれの英語学習法は違えど、根本にあるものは変わりません。「基礎を学び、覚えた英語をアウトプットすることで使える英語を習得していく」。これを毎日繰り返すことが大切です。夏目漱石のように自然に英語が読めるようになりたい、シュリーマンのように複数の言語をマスターできるようになりたいという方は、一度インターナショナルスクールへの入学を検討してみてはいかがでしょうか。

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