K.I.H.S.WEBコラム

2016.10.04

インターナショナルスクールの高等部、インターナショナルハイスクールとは?

インターナショナルスクールの中には高校生を対象に教育を行っている学校があり、一般に高等部(インターの高等部)と呼ばれます。高等部だけをもっているインターナショナルスクールはインターナショナルハイスクールと呼ばれることがあります。
インターナショナルスクールの高等部やインターナショナルハイスクールでは、高校生が学ぶべき知識を身につけられるのはもちろんのこと、英語学習に専念したり、外国の文化に深く触れたりすることもできます。外国の法律や教育システムを基にカリキュラムが組まれ、かつ外国人教員が多く在籍しているため、より充実した英語・国際教育を受けることが可能です。日本にあるインターナショナルスクールは“各種学校”として認可されている学校もあり、専門的な知識を身につけることができる“専修学校”として認可されている学校もあります。
多くのインターナショナルスクールでは、授業を英語で行っており、「使える英語」でだけでなく、高校生として学ぶべき幅広い教養を習得することができます。

大学進学も目指せる!


国内では、大学教育の活性化のためにインターナショナルスクール出身生徒を積極的に受け入れる大学が増えてきました。中でも専修学校のインターナショナルハイスクールは、ほとんどの場合、文部科学省より大学入学資格が付与されています。そのような学校の卒業生は、日本国内だけでなく海外の大学にも進学できます。

英語が話せなくても入学できる?


「実践的な高い英語力が身につけられる」、「グローバル人材として育つ」、「多様な進路選択ができる」など、いくつものメリットのあるインターナショナルハイスクール。「入学するには、ある程度の英語力がなければならないのでは?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

確かに入学段階で高度な英語運用能力を求める学校もあります。しかし、中には国内の中学校出身生を主な募集対象としている学校もあります。そのような学校では、中学校レベルの英語力があれば十分学んでいくことができます。今やインターナショナルスクールは、いろんな形態の学校があり、自分の英語力や学習目的に合った学校を選ぶことができます。インターネットを活用して、まず学校の教育方針や募集対象を確認することが大切です。

自分の未来を広げよう!


世界的にグローバル化が進む現代社会。世界共通語としての英語の重要性は今後ますます増していくことでしょう。日本企業に就職するにしても、海外に出るにしても、実践的な英語力や国際力は必要不可欠な資質です。頭脳が柔軟で適応能力が優れている高校時代に、高度な英語力と国際力を養うため、インターナショナルスクールという選択肢を検討する価値は高まっています。まだまだ国内の大学受験にしか目を向けていない高校が多い日本。インターナショナルスクールでは世界標準の教育を実施している学校が数多くあります。インターに入学するという選択で、グローバル社会に必要な資質が身につき、同世代の高校生より一歩も二歩も先を行くことができます。

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