帰国生の声
森 きなりさん
- 貝塚市立第一中学校(大阪府)出身
私がKIHSを選んだ理由は、ネイティヴの先生の授業が半分近くを占めると聞いたからです。最初はグローバル科や国際科の公立高校に行こうと思っていたのですが、KIHSのオープンキャンパスに参加し、先生が生徒に一方的に教えるだけでなく、生徒が全員で参加する英会話の様な授業だったのが他の学校とは違うと思いました。
KIHSに入学して1番良かったなと思ったのは、英語科目の次に多い科目が、国際理解や国際関係などの科目だということです。私は英語を勉強するために入学したにもかかわらず、今は国際的な事も共に学べてまさにグローバル人材を育成する学校だと思います。模擬国連などの本格的な行事もあるため日々世界について学べます。
英語の授業はネイティヴの先生が教えるため、先生とだけではなくクラスメイトとも英語で話せる環境が英語の伸びに繋がると思います。英語のクラスは、学年の始めに自分にあったレベルに振り分けられるので、この点も安心できます。
私はKIHSに入学するまでは英語しか取り柄がなく、英語が活かせる仕事ならなんでもいいと思っていました。しかし、今は英語と国際関係の知識を活かし、世界で起きている問題を解決する手助けになることが私の夢になりました。KIHSに入学したおかげで人間としても成長でき、自分の可能性を広げられた気がします。
古林 大輝さん
- 関西学院大学総合政策学部へ進学
- Langley Secondary School(カナダ)より第2学年に編入
私の名前は古林大輝です。趣味はギターと歌で、今は関西学院大学総合政策学部で軽音サークルに所属しています。今学期、フランス語とドイツ語を同時進行で履修し、どちらの言語もかなり興味深いことに気づきました。私は英語が得意なので、これらの言語二つとも学びやすく、これからも勉強を続けたいと思っています。
さて、私がKIHSを選んだ理由は、KIHSは少人数制で、加えて英語に力を入れていたからです。私はあまり社交的な性格を持っていなかったので、生徒数があまり多いと仲良くなることが難しいと思いました。このため少人数制という面に惹かれました。また、当時留学帰りで帰国子女だった私は英語を続けたかったので、英語を学ぶ機会が欲しかったことも大きな理由です。
私はKIHSを選んで良かったと思います。なぜなら、少人数制なのでみんなと仲良くなりやすく、居心地が良かったからです。そのおかげで今では大学で色んな人にためらいなく話しかけられるフレンドリーな人になったと思います。また、外国人教員が英語で授業をする機会も多かったので、リスニング力やスピーキング力の向上につながったと思います。
私は動物が大好きなので、将来は動物と関われる仕事に就きたいと思っています。動物保護などに興味があり、いつかイエローストーン国立公園など世界の有名な国立公園に行きたいと思います。また、芸能活動などにも興味があり、最近は色々なプロダクションのオーディションに応募しています。こういう挑戦できるのは若い今しかないと思っているからです。 最後にKIHSでの学校生活は私の暗い性格を明るいものに変えてくれたもので、とても貴重なものだったと思います。
ロベルティ・ジャンニさん
- 和泉市立南池田中学校(大阪府)出身
僕の両親は父はイタリア人で、母は日本人で、僕はオーストラリアで産まれました。5歳まで英語の環境で育ち、以後は日本で生活しています。家庭では英語も使っています。中学校卒業までは日本の一般的な学校で学んだため、僕は日本の文化を自分の環境から学びました。
KIHSのオープンキャンパスに参加して英語の体験授業を受けたとき、ここで学びたい、僕に必要な学びがここにあると思い、KIHSを受験しました。
KIHSで学び始めて感じることは、毎日少しずつ確実に自分の英語力が上がっていることです。また、ネイティブの先生の授業、そして経験豊かな日本人の先生方の授業は、中学校までは経験することがなかった楽しい授業で、基礎からじっくり教えてくれます。少人数だから、1人ひとりを尊重してくれます。気が抜けない環境だからこそ、KIHSでの高校生活は充実したものになると思います。現時点では、通訳の資格を取得したいと思っています。将来の理想の僕に近づいている毎日です。
西村 優菜さん
- 立命館大学経営学部へ進学
- 吹田市立西山田中学校(大阪府)出身
私は現在、立命館大学経営学部に通っています。KIHSでは勉強だけでなく、社会問題や人間関係、コミュニケーションスキルも学ぶことができました。 当初の私は親にすすめられてKIHSへの入学を決めたので、ほかの生徒とは違い、何か大きな目的があったわけではありませんでした。私たちの学年は過去最大の生徒数できっと先生方も大変だったと思いますが、3年間を過ごしていつのまにか、みんながただのクラスメイトではなく「仲間」に変わっていました。
1年生の夏、オーストラリアのホームステイではみんなとの距離が縮まりました。
「模擬国連」という行事では、1、2年生の時に先輩が英語で議論している様子に正直全く意味がわかりませんでした。こんなことを自分にできるのか疑問で、KIHSで一番体験したくない行事でした。しかし、3年生になり、自分たちが「模擬国連」の主役になった時、みんなで築いたチームワークと3年間で習得した英語力を活かし、過去の自分では考えられないような経験をたくさんしていました。今では、一番楽しかった思い出に残る行事といえます。
普通の高校に比べたら違うところが多く、生徒数が少ないので同じ学年で知らない顔はありません。先輩後輩もみんなが仲の良い、いわゆる理想の学校でした。私は学校生活を過ごしていくうちに気づいたら、この学校がとても好きになっていました。 現在、私は大学の経営学部で国際経営学を学んでいます。KIHSでの経験も活かし、私は将来、起業したいと考えています。大学に入って、先生たちが今までどれほど私たちのためにして下さっていたのか気づきました。この貴重な3年間を経験させてくれた友だち、先生、そして親に感謝しています。
イディリス・ハルーンさん
- 立命館大学経営学部へ進学
- 和泉市立和泉中学校(大阪府)出身
立命館大学の経営学部、国際経営学科に進学したイディリス・ハルーンです。今、大学で色んな人と繋(つな)がり、様々な視点から経営を学んでいます。フランス語も勉強しています。
私は、小学5年生から中学2年生まで父の母国であるガーナで過ごしました。日本に帰ってきた後も、続けて英語を勉強したいと思っていました。このため、英語に重点を置いている高校を探していたところ、このKIHSを見つけ、「ここだ!」と思って入学しました。 KIHSでは英語の授業が多く、英語の授業に限らず社会科やサイエンスも英語で学ぶので、国際問題や地理、世界史、科学など幅広く色んな分野の英語に触れることができました。このような環境は私にはとても新鮮で、自分が好きな分野を英語で学ぶうちに、よりいっそう英語に興味を持つようになりました。授業も少人数クラスなので、先生が生徒一人ひとりの声に耳を傾けてくれます。国際問題についてクラス全体で討論する授業もあり、自分の意見に賛成する人や反対する人もいて、自分とは違った意見から新たな視点を得ることができました。クラス全員がアイデアを共有することができたことも良かったと思います。この環境が、自分の意見を持ち、その意見を主張するという“力”を私に与えてくれました。
私はKIHSの国際的な授業を通して、もう1つの母国であるガーナの現状に目を向けるようになりました。私の夢は、今学んでいる経営を活かし、ガーナでコンサルタントとなって様々な分野で起業を促し、ガーナの発展につなげることです。