先生の声

副校長 神田 尚人先生

  • 関西大学卒業
神田先生

K.I.H.S.で共に学ぶ皆さんへ

私自身の人生を振り返った時、高校時代が自分の人生の基礎を作る上でどんなに大きな意味を持つ時であったかがわかります。自分が生きていくためのスタイル、友人関係、将来の進路等、様々なことにクラスメートそれぞれが悩んでいた日々を懐かしく思い出します。今でもその頃の友人と会えば、不思議なことに、気持ちはすぐ高校生に戻ります。
さて、皆さんはどんな3年間を過ごして、このKIHSを巣立って行くのでしょうか。皆さんにも、人生の基礎といえる大切な時間を、多彩な価値観を持った友人や先生たちと過ごして欲しいと思います。KIHSには外国人の先生だけでなく、日本人の先生も海外経験が豊富な方が多く、また一緒に学ぶ生徒たちも、海外帰国生や「生きた英語」に興味のある生徒が多いので、知的な刺激にあふれています。私はそんな環境を活かし、先生一人ひとり、そして生徒一人ひとりの個性や力が発揮できるよう心がけています。そして、KIHSの教育が英語力習得にとどまらず、グローバルに生きる力を育むことができるよう、日々運営にあたっています。

Jeff Willard先生

  • スーパーバイザー
  • 担当教科:英語科、社会科

多様性を学校生活に実現するように努めています

One of the many things that I love about Japan is the diversity within one culture. At K.I.H.S., we try hard to bring to life this diversity and understand that educators are more than teachers but also guides and facilitators. I feel that is one of the biggest differences here at K.I.H.S. Events and activities like the MUN help students understand that the world is bigger than themselves. Also, our students have the opportunity to succeed at whatever they choose. We prepare our students not only for their studies but, most importantly, for life.

日本について大好きなことはたくさんありますが、そのひとつは日本固有の文化の中に多様性が見られることです。K.I.H.S.では、この多様性を学校生活に実現するように努めています。K.I.H.S.の教員は、教師であるばかりでなく、生徒たちを導く者であり、目標実現のために支援する者でもあります。K.I.H.S.のもっとも大きな特徴はこの点であると思います。生徒は、模擬国連のような行事や活動によって、この世界は自分たちの視野を越えてさらに大きなものであることを理解するようになります。また、自分たちが選択するものがどんなものであっても、きっちり成果を出す機会にも恵まれています。私たち教員は、生徒たちの学習能力を育んでいるばかりでなく、もっと大切なことですが、この社会で成功する能力を育んでいます。

Gareth Warham先生

  • 担当教科:英語科、理科

K.I.H.S. is a place to learn about the world in harmony. While the variety of teachers makes the school internationally minded, the students are what make it harmonious. As the science teacher, I cover some challenging topics in whichever language you speak. The reason students do well in class is that everyone has to work together. While the help available from teachers can be useful, the support of classmates is priceless. That is my favourite part of this school: interpersonal connections.

KIHSは調和の取れた世界について学ぶ場所です。様々な先生がいることで国際的な視野を持った学校ですが、生徒たちがそれを調和のとれた学校にしているのです。皆さんがどの言語を話しているかに関わらず、私は科学の教員として、挑戦的でやりがいのあるテーマに取り組んでいきます。生徒たちがクラスでうまくやっていくということは、みんなが協力し合わなければならないということです。 先生からのサポートも役に立ちますが、クラスメートのサポートは何物にも代えがたいものです。 私がこの学校で気に入っているところは、人と人とのつながりです。

木川 梢先生

  • 担当教科:社会科

世界の国境を超えた平和を考え、国際的視点に立って学びましょう

人、物、情報、資本などあらゆるものが世界の国境を超えるようになったグローバル化社会と呼ばれる現在、私たちはどのような視点をもって生きていけば良いのでしょうか?

先進技術により、いろんなことが便利で衛生的で、生活のテンポも速くなった快適な先進国の生活。しかし一方では、先進国と開発途上国との経済格差、そして各国国内の中での経済格差は広がるばかりです。今や、10億人以上の人々が貧困という分類に属し、飢餓、病気、非識字の状態で生命を脅かされています。

ノルウェーの平和学者ヨハン・ガルトウイング氏が貧困を構造的暴力と規定して以来、その見方は国連でも一般的となりつつあります。構造的に私たちも世界に組み込まれているわけですから、貧困の問題はどこか遠いよその国の問題で、自分には関係ないということではありません。いろんなことがすべてどこかで依存し合い、つながっているのです。とりわけ、貧困、人権、環境は相互に絡み合っています。

問題を多面的に見て、弱い立場にいる人々の思いにどれだけ近づけるか(EMPATHY)考え、そのつながりのひもを見つけ出していくのが、私の国際理解の授業です。もちろん、先進国においても過剰開発の結果、協調よりも、競争・効率が優先される社会になり、そのひずみが先進国特有の問題として現れています。それらの足元の問題にもきちんと目を向けなければなりません。

東 弓子先生

  • 担当教科:英語科

求めるものがここにあります

K.I.H.S.には、一人ひとりの夢や目標の実現に向けたきめ細やかなサポート体制が整っています。どんどん勉強して世界に大きく羽ばたきたい人には国内留学のような環境があるし、もう一度基礎から学ぶことも出来ます。それぞれのペースに合わせて、多様な国籍、バックグラウンドを持つ先生や友達と過ごすことで、お互いの違いを認め、相手を受け入れ、自分の考えを伝える「生きた英語」を学ぶ機会になります。

あなたが欲しいものは何でしょうか。英語力、国際理解、コミュニケーション力……。それら全てに応える環境がK.I.H.S.にはあります。あとはあなたが手を伸ばしてつかみ取るだけ。若いあなたには無限の可能性があります。夢に向かって私たちと一緒に歩みませんか。