保護者の声
椿野和枝さん
- 椿野翔子さんのお母様
- 椿野翔子さんは関西外国語大学に進学
親子ともどもK.I.H.S.での1年半は貴重な体験をさせてもらいました
私の娘はこの春、K.I.H.S.を卒業し、外国系の大学に通っています。娘は、オーストラリアの高校からK.I.H.S.に高2の秋より編入しました。通い始めは心配しましたが、すぐに友達もでき学年関係なく仲良くなれて、2・3ヶ月も経つと、すでに1年の時からいるような雰囲気でよく馴染んでいたようです。それは、自由で個性を尊重し合う校風が娘の性格にも合っていたからでしょう。他にも、K.I.H.S.の先生方が他校では考えられないぐらいの根気良さで生徒と向き合い、話を聞き、また考えてくれたからだと思います。
この学校ではインターナショナル校ならではの、いろんな国の生徒や先生がおられて、その国の文化や社会情勢など、身近に感じ、勉強することができました。これも娘にとって大きな収穫だったと思います。英語力をつけるというのは大学受験や就職においても重要で、とても選択肢を広げてくれます。娘の場合もオーストラリアで少しは培った英語をレベルアップさせてもらえ、良い高校を選んだと思っています。
最後にK.I.H.S.での一番の思い出は卒業式です。人数が少ないこともあり、1人ひとりに手渡される卒業証書、また1人ずつ出席者全員の前で学校での思い出や、友達・先生・父母達への感謝の気持ちを自分の言葉で述べる、心からの"ありがとう"に大変感動しました。本当に親子ともどもK.I.H.S.での1年半は貴重な体験をさせてもらいました。
藤田直子さん
- 藤田真弥さんのお母様
- 藤田真弥さんは関西外国語大学へ進学
親も一緒になって楽しむ事のできる学校でした
今年、K.I.H.S.を卒業し大学に進学した娘の母です。
入学に当たっては、少人数制の短所だけが気になっていました。少人数でクラス替えがないため、「もし、溶け込めなかったら3年間どうなるのか?」と言う不安でした。しかし、入学式・新入生歓迎会でのパーティーの日に不安は和らぎました。食事をしながら先生方や全生徒と対面でき、学校の良い雰囲気が伝わってきました。
通い始めて間もなく、3年生の先輩から、「この学校では目立たないとね。」と言うアドバイスをもらったようです。協調性の大切さは言うまでもありませんが、だからといって、他の人と同じようになる必要がないことに気づいたようです。自分の個性を出して目立っても良いとわかった娘が、初めに変わったことは、他の人を認めことができるようになったことです。「この子には、こんな良いところがある」と認めることができると、服装、髪型、物の考え方など大人しいと言うことまで"個性"だと気が付き始めました。授業もレベル別なので先輩達とも仲良くなれ良い刺激をたくさん受けました。習慣や文化の違う先生方との話の中、いろんな方向から物事を見れるようになったようにも思います。
自分の意見も言えるようになり、自由とわがままの違いも学校から教わりました。行事も多く、クラスや先輩方と協力しなければならないこともたくさんありました。回を重ねる毎に、それぞれの結びつきが深くなっていったようで、学校に行くのが楽しそうでした。
授業についても、単位制の効果かそれぞれの科目を意識して積極的に学んでいました。今日は微熱があるから休みたいと言うのではなく、微熱があるけれど○○先生の授業には行かなくてはいけない、という感じです。英語についても、授業はもちろん、自分の意思を伝えるにも英語を使う必要がある訳ですから、上達するのは当然のようです。フェスティバルの時など、ネイティブの先生のお話に生徒たちは大声で笑っているのに、保護者席は静かということもありました。
学校での様子もP.T.S.A総会で報告してもらえますし、こどもたちに負けないくらい保護者同士も仲良くしてもらいました。上級生のお母さん達には推薦入学の体験談など多くの情報を頂きました。K.I.H.S.は、親も一緒になって楽しむ事のできる学校でした。
吉見房子さん
- 吉見和記さんのお母様
- 吉見和記さんは立命館大学へ進学
引っ込み思案だった娘が、とても積極的に成長しました
娘が中学生の時、進路を決めるにあたり、「K.I.H.S.に行きたい」と言った時は、受け身な娘がこの学校で本当にやっていけるのかと、正直戸惑いました。しかし、それは私の杞憂でした。
K.I.H.S.は英語で考え、英語で話すという英語を使った授業が多いので、自分の言いたいことを英語で上手く表現できた時は、嬉しいという感情以上に、もっともっと英語を使えるように頑張ろうという意欲が湧いてきて、勉強するのが楽しいと、娘はよく言っていました。また、自分の母国語ではない言語で物事を伝えられる快感を味わってからは、自分に対する自信もどんどん身についていっているようにも感じます。
娘にこんな感情が芽生えたのは、少人数でのクラス編成に起因すると思います。
1.人数が少ないので、発言する機会が多い。
2.先生と生徒の距離がとても近い。
先生方にはいつも親身になって接して頂きました。とても感謝しています。そして、定期的に資格取得にも挑戦し、常に目標を持ち勉強できたこと、学年関係なく、みんなで一緒に行う行事が多いので、変な上下関係がなく、自由にのびのびと学校生活が送れる雰囲気があったことも大きな要因だと思います。
K.I.H.S.で学んだ3年間で、引っ込み思案だった娘が、とても積極的に物事に取り組むような娘に成長しました。大学生となった今もその姿は変わらず、K.I.H.S.での貴重な経験がとても役立っているようです。今後の娘の成長も楽しみで仕方ありません。この先の人生も、K.I.H.S.での経験を活かして、人生を楽しんでいってほしいと思います。
向井妙子さん
- 向井健さん、向井慶子さんのお母様
- 向井慶子さんは創価大学へ進学
目に見えない宝ものを、いっぱい手にしたと思っています
我が家の3人の子ども達の2人がお世話になりました。3歳離れていますので、親としては6年間ずっと続けて子供を通して先生方や、他の保護者の方、生徒達とも触れ合ってきました。
どうしてあまり知られていないこの学校を選んだのか・・・1人目の長男は、勉強が苦手な子でした。でも高校は、本人も希望していましたので、英語に絞って勉強するカリキュラムならレベル別授業の初歩段階でも頑張れるかもしれないと思ったからでした。2人目の長女は、とても正義感の強い子で、中学校で矛盾をいっぱい抱えてしまい中3の時、自分の意思で学校を休んでいました。ですから、日本の学校式ではなく、なんでも発言でき、討論できる環境が必要でした。また、娘は将来海外で勉強したいと思っていましたから、その為には、まず英語の勉強です。長男は、やきもきさせられながらも、なんとか卒業しました。たぶん、他の学校だったらきっと中退していたと今でもよく思います。長女は、水を得た魚のようでした。どの先生もどんな質問・疑問に丁寧に答えてくれ、学習意欲はさらに増していきました。英語は、中学では得意科目ではなかったのですがカリキュラムに沿って頑張るうちに力がついていったようです。親の願いは、まずは、子供が元気でいる事です。2人とも普通の学校にはない雰囲気の中で、とっても元気でした。
また、経済的には学費が高く感じますが、大学受験の塾に行く費用も天王寺予備校があり安く抑えられますし、進路も本人の努力を尊重して心を砕いてくださるので、納得できるものがありました。教育は目に見えません。2人の子ども達は、目に見えない宝ものを、この学校でいっぱい手にしたと思っています。
津島玉枝さん
- 津島祥さんのお母様
- 津島祥さんは国際基督教大学へ進学
子どもはK.I.H.S.で学んだことを玉手箱にし楽しい学生生活を送ってます
子どもがK.I.H.S.に通うになる前には、私とK.I.H.S.の偶然のめぐり合いがありました。
当時、私が入会していた〔関西帰国生親の会 かけはし〕の帰国生のための学校案内の本を編集するにあたり、「とても感じのよい熱心な先生がいらっしゃるから、取材に行って来て。」という言葉から始まりました。
学校を取材してみて、今までの日本の学校の常識とは異なり、少人数で先生と生徒がとても近い距離にいて、まるでキャッチボールをしているような授業、英語に力を入れているが、その習得をきちんとするためには日本語の学習を大切にしている、個性あふれる生徒たちの様子など驚いたことばかりでした。
その時海外から帰国して公立中学・公立高校に進学した我が子はいろいろなことを感じて、学校に行かなくなっていました。でも、今の状況を変えることができるものがないかと捜していた矢先でした。ここなら、子どもが気持ちをぶつけていけるかもしれないという私の思いから「とてもよい学校だと思うけど、一度見てくれば」という声をかけてみました。早速、自分からアポイントをとって見学させていただいて、編入試験を受けてきたと嬉しそうに報告された時、正直なじんでいけるのだろうかという不安はありました。でも、個性を認めてくれるクラスメート、学年に関係ない生徒とのコミュニケーション、早速海外のホームステイ体験、など先生方ともぶつかり合いながも、高校生活を楽しみ、自分のことも見つめることができたようです。
私自身も保護者会の活動などアットホームな中で子ども達の情報交換をさせていただいたり、また、なかなか一緒に過ごすことのできない高校生たちと触れ合えたよい時間を持たせていただきました。今では 子どもはK.I.H.S.で学んだことを玉手箱にして楽しい大学生活を送っております。